環境
Linux Mint Debian Edition 64bit cinnamon 201303 --> 201403 --> LMDE2
Intel Celeron G540 on Asrock H61M/U3S3 (詳細)
Memory: 4GB
※個人的な覚え書きなので以下あまり役に立たないかも。
日本語設定
http://linuxmint-jp.net/download.html を参考に$ wget -q http://packages.linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - $ sudo wget http://packages.linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list $ sudo apt-get update $ sudo apt-get dist-upgrade $ sudo apt-get install mint-lmde-ja --install-recommends (LMDEの場合)(LMDE2新規インストールの場合も↑と同じコマンドでいける)
日本語入力設定
インストール時にキーボードは一番上の「Japanese」を選択しておく。 インストール後、端末*1から *1Windowsでいう「コマンドプロンプト」 (LMDE2新規インストールの場合は↓枠内の作業不要なので飛ばす)$ sudo apt-get install ibus-anthyを順に実行。 Mint Menu*2から「iBusの設定」を起動。 *2Windowsでいう「スタートボタン」 インプットメソッドタブから、インプットメソッドの選択→anthy とし、「追加(A)」ボタンを押す。 ログアウトして再ログイン。これで[全角/半角キー]で日本語入力できるようになるはず。 (参考)http://www.ubiqlog.com/archives/4056 ★全角半角キーが効かない場合 「iBusの設定」→「一般」タブの「次の入力メソッド」のところを空欄にする。 ★キー割り当てをATOK風にしたい場合 Mint Menu → システム設定 → iBusの設定 → インプットメソッドタブ → Anthyの設定 → キー割り当てタブ → ショートカットタイプ を「デフォルト」から「ATOK」に変更$ sudo apt-get install im-switch $ im-switch -s ibus$ sudo apt-get install im-config $ im-config -n ibus [or im-config -a]
起動時に自動的にNum LockをONにしたい
「パッケージマネージャー」を起動。「numlockx」を検索し、インストールする。 /etc/mdm/Init/Default を編集してif [ -x /usr/bin/numlockx ]; then exec /usr/bin/numlockx on fiを追加しておく。(末尾の exit 0 の直前あたりがわかりやすい)
自動ログイン
(いちいちログインするのが面倒な場合)
Mint Menu から「システム管理」→「ログイン画面」を起動。「セキュリティ」or「Auto Login」タブで設定する。
※ユーザ管理の「自動ログイン」は関係がない(?)
キーボード&マウスの無線化
Logicoolの K270キーボード & m235マウスで動作を確認。 WindowsXPでペアリング後にunifyingアダプタをLMDE機のUSBポートに装着するだけで利用可能。当方の環境下ではBIOS画面も操作可能。 Debianで動くUnifyingツール Solaar の導入はこちらのページが参考に。 /etc/apt/sources.list.d/solaar.list を作成して以下の2行を記述。(LMDE2はこの作業不要)deb http://pwr.github.io/Solaar/packages/ ./ deb-src http://pwr.github.io/Solaar/packages/ ./その後以下を実行するだけ。$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install solaarMint Menu → アクセサリ → Solaar でGUIパネルが出る。キーボード&マウスの電池残量も表示される。ペアリング&解除も可能。$ sudo apt-get install solaar-gnome3
仮想デスクトップ(ワークスペースの切り替え)を無効にしたい
(不意に出てくるワークスペース切り替えウインドウが鬱陶しい場合)
無効にする方法は調査中。とりあえず、これで抑制できる?
Mint Menu → Cinnamon Settings → ホットコーナー → 「ホットコーナーが有効」のチェックボックスを外す
自動起動するアプリケーションの選択
要らないものは外すことで少し軽くできる。Mint Menu → 設定 → 自動起動するアプリケーション
・Bluetooth
・mintUpload
・Caribou (スクリーンキーボード)
などなど
SSD対策用
1./etc/fstab を編集して discard(trim発行) を追加。必要に応じてライトバリアのoff、noatime(ファイルアクセス日時の更新停止) も追加
UUID=xxxxxxxxxxxxxxxx / ext4 rw,discard,barrier=0,noatime,errors=remount-ro 0 0
2./etc/fstab を編集してramdiskを作成。具体的には以下のように記述する
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=64m 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults,size=128m 0 0
3./etc/sysctl.conf を編集し以下のように記述する。# sysctl -p で反映
vm.swappiness = 0 : swapをコントロールする (現在の値を確認# cat /proc/sys/vm/swappiness | defaultは60)
vm.dirty_writeback_centisecs = 1500 : OSのライトキャッシュ間隔(default=500㍉秒)
4. mlocate コマンドを /etc/cron.daily から /etc/cron.weekly などに移動
※ discard,barrier=0 以外は書き込み量&頻度を減らす設定なので、HDD環境でも速度アップというメリットが。但し副作用は理解しておくこと。特にライトキャッシュ&ライトバリアなど。
名前解決関連
/etc/hosts, /etc/host.conf, /etc/resolv.conf, /etc/nsswitch.conf, /etc/network/interfaces
注)/etc/hosts を書き換え後 /etc/init.d/dnsmasq restart しないと新しい hosts が参照されない。(dnsmasq使用の場合)
Grub
/etc/default/grubを編集したあと、端末でupdate-grubを実行することでgrub.cfgが生成される。
デュアルブート、マルチブート全般に関するFAQ。 http://www12.atwiki.jp/linux2ch/pages/24.html
※Windowsの入っているHDDにLinuxを入れるには、HDDの先頭(/sdaなど)にGRUBなどを入れては×。
/bootの容量不足の解消方法
大型アップデートの時などに /boot の容量が足らないと警告が出る場合がある。 こちらを参考に要らないイメージを削除する。以下手順。
$ dpkg --get-selections | grep linux-image で/bootにインストールされているカーネルのイメージ一覧を表示 $ uname -a で現在起動しているカーネルのバージョンを確認する →カーネルが古いものである場合は、# shutdown -r now して起動メニューから新しいカーネルを選択する。 $ sudo apt-get remove --purge linux-image-3.x.x-xx と $ sudo apt-get autoremove で古いイメージを消去。不要なイメージがなくなるまで繰り返す。/lib/modules 以下も適宜
※/bootが50MBだとすぐに容量不足になるので、Linuxインストール時は100-150MB位にスライスしておいた方がよさそうです。
ブラウザ関連
Profile-sync-daemon:ブラウザのprofileをHDDやSDDではなくtmpfsに置くことで、応答性の向上、SSDの損耗を避けることができる。
ユーザ管理関連
パスワード変更で too simple と言われて変更できない。→コンソールから $ sudo passwd [username] で変更する。
シングルユーザーモードで起動
1.PC電源ON→GRUBのOS選択画面で「recovery mode」を選択。(なければそれっぽい選択肢を選択)
2.「e」を押して、起動オプション編集画面に入る。
3.カーソルキーで画面を移動して、「linux /boot/vmlinuz-X.XX.XX .... root=UUID=...... ro quiet ... 」などと書いてある行を探す。
4.「ro quiet」→「ro quiet linux single init=/bin/sh」等と編集して ctrl+x で起動するとシングルユーザーモードに入れる。
5.root のパスワードを変えたい時は、次のようにすればいい。
#passwd root
#reboot -sで
(参考)https://www.neko6.info/archives/565
○個人用メモ
フォント:WenQuanYi Micro Hei
ディスク容量が足りない → $ sudo apt-get clean してみる