TBWとは書き込める総量をあらわす単位です。
たとえば 60TBW とは 60TB 書き込めるという意味です。
つまり 60TBW のSSDに、毎日 1TB 書き込むと 60日 で寿命に到達するという計算になります。
毎日の書き込みが100GBなら600日、10GBなら6000日(16.4年)が寿命という計算になります。
SSDは総書込量によって寿命がきまってくるため、どれくらい書き込んでいるかを知ることが重要になります。
それを知るにはフリーソフトの CrystalDiskInfo が便利です。 本来はHDD用のツールですが、SSDの総書込量も表示してくれます。
CrystalDiskInfoで書込量が表示されないSSDの場合は、SSDReady などで対応可能です。
TBWは、あくまでもSSDメモリチップの書き込み耐久性をあらわす単位なので、
他のところが原因でSSDが故障する可能性もあります。
また書き込みによる損耗とは別に、メモリチップも(他のPC部品同様)経年劣化するため、
書き込み寿命まで必ず使えるというわけではありません。