外付けハードディスクケース比較

2015.6

人気のある2機種を簡単に比較してみました。

型番 OWL-ESL35S/U3 GW3.5AA-SUP3 備考
メーカー オウルテック 玄人志向 どちらもそこそこ有名なメーカーです。
組み立て ☆☆ ☆☆☆ OWL-ESL35S/U3はネジが小さ目、GW3.5AA-SUP3はネジが標準。
堅牢性 ☆☆ ☆☆☆ OWL-ESL35S/U3はアルミがペラペラ、GW3.5AA-SUP3は厚め。
USBモード 3.0(UASP) 3.0(UASP) 特に問題なく3.0(UASP)で接続。(M/B側USB3.0チップはASM1061)
USBチップ ASMT1053 JMS539 HDDケース側USBチップの型番。ASMT1053は目視では見えずHWiNFO読み
最大速度 SATA600 SATA300 HDDであればSATA300で十分。SSD接続予定ならSATA600が必要。
アクセスランプ 背面(青) 前面(青) OWL-ESL35S/U3は眩しい(壁への投射光で確認する仕組みのため)
アイドル電力 6.0w 4.5w HDDアイドル状態の電力@ワットモニター計測
待機電力 0.6w 1.3w PC電源OFF状態での消費電力@ワットモニター計測
放熱性 普通 普通 どちらも室温+10度(アイドル)~+16度(負荷)程度@CrystlalDiskInfo読み
使用HDD 0S03224 WD5000AVCS-142DY1 電力、放熱性の数字はHDDの型番も参考にしてください。

★計測環境:OSは64bit版Windows8.1, M/B側USB3.0チップはASMedia ASM1061。USB3.0チップは相性問題があるので各自で確認のこと。

●GW3.5AA-SUP3は、ケースが筒状でアルミ板にも厚みと丸みがあり造りがしっかりしていて良い。ネジ2本でHDDを仮留めしやすいのも利点。スライド式電源スイッチが小さいのは欠点。
●OWL-ESL35S/U3は、平板アルミで上下からHDDを挟むような形でネジ留めするが、留めるネジも小さく、持った時に弁当箱的に蓋が外れそうてしまいそうな心もとなさがある。
●USBチップの相性問題はASMT1053の方が問題が少ないようだ。 両者の性能上の最大の違いは最大転送速度で、SSDを入れることも考えている人は OWL-ESL35S/U3 でないとSSDの最高速度が出ない。

(選び方) 2台以上入手予定なら、比較のために双方1台ずつは持ってても損はないかも。 どちらか1台だけなら速度の面やチップの相性問題などから OWL-ESL35S/U3 の方が無難かも。 堅牢性、組立の便利さなら GW3.5AA-SUP3。

OWL-ESL35U3S2 → 楽天参考価格 *1
GW3.5AA-SUP3 → 楽天参考価格

*1) 8TB HDD 対応の新型です(OWL-ESL35S/U3の後継機種)。USB3.0のチップ(ASMT1053)が同じかどうかは未確認です。