※本ファイルは、株式会社メルコ(現バッファロー)のサイトに存在していたものですが、
当該サイトからは既に消滅している可能性があるためにここに確保したものです。問題がある場合はご一報ください。
※追加メモ:+MR=2で modem - provider 間の速度を表示。 ※nは数値を表します。※mmは文字列を表します。 | |||||||
コマンド | 機能 | オプション | 設定値 | ||||
A/ | 直前に実行したコマンドを再実行します。コマンドの最後に[ENTER]を入力する必要はありません。 | ||||||
ATA | 強制着信。自動応答に設定していない状態(S0レジスタ=0の状態)で手動応答する場合に使用します。 | 設定値 | |||||
ATDmm | 指定した番号に電話をかけます。 無視される文字 () 括弧 - ハイフン スペース (例) atdp012-3456 atdp0,012-3456 atds=0 |
P | パルス(ダイヤル)式でダイヤルします。(電話番号の前に記述します。) | ||||
T | トーン(プッシュ)式でダイヤルします。(電話番号の前に記述します。) | ||||||
0~9 ,*,# |
相手の電話番号の入力に使用します。*と#はトーン(プッシュ)式の時のみ使えます。電話番号を ( ),-,スペース で区切ることができます。 | ||||||
, | S8レジスタの設定時間だけダイヤルを休止します。内線等の構内交換機などから外線に発信する場合に使用します。(参照:S8レジスタ) | ||||||
W | ダイヤルトーン検出してからダイヤルを開始します。最大30秒間待ちます。(電話番号の前に記述します。参照:S6,S7レジスタ) | ||||||
@ | 5秒間待ちます。(電話番号の前に記述します。参照:S7レジスタ) | ||||||
;(セミコロン) | ダイヤルした後、コマンドモードに戻ります。(電話番号の後に記述します。) | ||||||
! | 0.5秒間、回線をオンフック(切断)します。 | ||||||
L | 最後にダイヤルした電話番号をリダイヤルします。Lのあとに続く文字は無視されます。 | ||||||
ATEn | コマンドモード時、キーボードからの入力の表示/非表示を設定します。 | n=0または省略時 | 表示しません | ||||
n=1 | 表示します(初期設定値) | ||||||
ATHn | 電話回線の接続/切断を行います。 | n=0または省略時 | 回線をオンフック(切断)します。 | ||||
n=1 | 回線をオフフック(接続)します。 | ||||||
ATIn | モデムに関する情報を表示します。 | n=0 | 製品コード(56000)を表示します。 | ||||
n=1 | 255を表示します | ||||||
n=2 | ”OK”を表示します。 | ||||||
n=3 | ファームウェアのソースバージョンを表示します | ||||||
n=4 | "MELCO IGM-PCI56KH X.XX FAX DATA MODEM"を表示します。 | ||||||
n=6 | モデムチップ名とバージョンを表示します。 | ||||||
ATLn | 本製品内蔵スピーカーのボリュームを設定します。 | n=0~3 | 本製品では機能しません。 | ||||
ATMn | 内蔵スピーカの動作を設定します。 | n=0または省略時 | スピーカを常にOFFにします。 | ||||
n=1 | キャリヤ受信中はスピーカをOFFにします。(初期設定値) | ||||||
n=2 | スピーカを常にONにします。 | ||||||
n=3 | ダイヤル中とキャリヤ検出時はスピーカをOFFにします。 | ||||||
ATOn | オンラインデータモードへ戻る エスケープコマンド(+++)でコマンドモードへ切り換えた時、再びオンラインモードへ戻るときに使用します。(参照:+++コマンド) |
n=0または省略時 | リトレインなしにデータモードに戻ります。通常、回線が接続されているときは、エスケープコマンド(+++)後、DTEをリモートモデムへ接続します。 | ||||
n=1 | データモードへ戻る前に、リトレインを要求してデータモードへ入ります。 | ||||||
ATP | ダイヤル方式をパルス(ダイヤル)式に設定します。 | ||||||
ATQn | リザルトコードの表示/非表示を設定します。 | n=0または省略時 | リザルトコードをパソコン上に表示します(初期設定値) | ||||
n=1 | リザルトコードをパソコン上に表示しません | ||||||
ATSn? | 現在設定されているSレジスタの値を表示します。 | n | 読み出したいSレジスタの番号 | ||||
ATSn=x | Sレジスタの値を設定します。設定した値が正しければ、すべてのレジスタは「OK」を返します。 Sレジスタについては「Driver Disk」内にある「S_REGIST.HTML」を参照してください。 |
n | 設定したいSレジスタの番号 | ||||
x | 設定する値 | ||||||
ATT | ダイヤル方式をトーン(プッシュ)式に設定します。 | ||||||
ATVn | リザルトコード表示の形式を設定します。 | n=0または省略時 | リザルトコードを数字形式で表示します | ||||
n=1 | リザルトコードを文字形式で表示します(初期設定値) | ||||||
ATXn | リザルトコードの表示形式の設定をおこないます。 | n=0または省略時 | ダイヤルトーン、ビジートーンを検出しません。CONNECTのリザルトコードのみ返します。 | ||||
n=1 | ダイヤルトーン、ビジートーンを検出しません。CONNECT XXXX(XXXXは通信速度)のリザルトコードを返します。 | ||||||
n=2 | ダイヤルトーンを検出し、ビジートーンを検出しません。CONNECT XXXX(XXXXは通信速度)のリザルトコードを返します。 | ||||||
n=3 | ダイヤルトーンを検出せず、ビジートーンを検出します。CONNECT XXXX(XXXXは通信速度)のリザルトコードを返します。 | ||||||
n=4 | ダイヤルトーン、ビジートーンを検出します。CONNECT XXXX(XXXXは通信速度)のリザルトコードを返します。(初期設定値) | ||||||
ATZ | モデムの現在の設定をリセットします。 | 現在の設定を不揮発メモリのプロファイルの設定にします。 | |||||
AT&Cn | キャリア検出信号(DCD)の状態を設定します。 | n=0 | キャリヤの状態にかかわらず、常に有効になります。 | ||||
n=1 | 相手側モデムのキャリアが検出されるとDCD信号を有効にします。(初期設定値) | ||||||
at&dn | データ端末レディ(DTE)信号の状態を設定します。 | n=0または省略時 | 常にDTE信号を無視します。 | ||||
n=1 | DTE信号がON→OFFに変化をすると、通信中の回線を切断せずに、コマンドモードに戻ります。 | ||||||
n=2 | DTE信号がON→OFFに変化をすると、通信中の回線を切断しコマンドモードに戻ります。(初期設定値) | ||||||
AT&F | メモリの設定内容を初期設定値(工場出荷時設定)に戻します。 | 工場出荷時のプロファイルに戻します。 | |||||
AT&Gn | ガードトーンの状態を設定します。 | n=0,1または省略時 | ガードトーンを出しません。(初期設定値) | ||||
n=2 | 1800Hzのガードトーンを出します。 | ||||||
AT&Kn | パソコン-モデム間のフロー制御を設定します。 | n=0または省略時 | フロー制御を行いません。 | ||||
n=3 | RTS/CTSフロー制御を有効にします。(初期設定値) | ||||||
n=4 | XON/XOFFフロー制御を有効にします。 | ||||||
n=5 | 透過型XON/XOFF DTE/DCEフロー制御を有効にします。 | ||||||
n=6 | RTS/CTSおよびXON/XOFFフロー制御を有効にします。 | ||||||
AT&Pn | パルスダイヤルの設定 | n=1 | 10PPSに設定します。(初期設定値) | ||||
n=3 | 20PPSに設定します。 | ||||||
AT&Tn | 自己診断テストをします。 | n=0 | 進行中のテストを終了させます。(初期設定値) | ||||
n=1 | 自己診断テストをします。 | ||||||
AT&V | 不揮発メモリに記憶されている本製品の設定を表示します。 | ||||||
AT&W | 現在の設定内容を不揮発メモリに保存します。電源を切っても保存されます。 | ||||||
AT\Nn | 回線接続時に使用する通信モードを設定します。 | n=0 | ノーマルモード(高速バッファリング)に設定します。 | ||||
n=1 | ダイレクトモード(パススルー)に設定します。 | ||||||
n=2 | 安定リンクモードに設定します。 | ||||||
n=3 | 自動安定モードに設定します。エラー訂正モードで接続を試みます。(初期設定値) | ||||||
n=4 | LAMPエラー訂正モードに設定します。 | ||||||
n=5 | MNPエラー訂正モードに設定します。 | ||||||
AT%Cn | データ圧縮機能を設定します。 | n=0 | データ圧縮を無効に設定します。 | ||||
n=1 | MNPクラス5データ圧縮機能を有効に設定します。 | ||||||
n=2 | V.42bisデータ圧縮機能を有効に設定します。 | ||||||
n=3 | V.42bisおよびMNPクラス5データ圧縮機能を有効に設定します。(初期設定値) | ||||||
AT%En | 回線の状態によって、通信速度を変更するかどうかの設定をします。 | n=0または省略時 | 回線状態監視および自動リトレインを無効にします。 | ||||
n=1 | 回線状態監視および自動リトレインを有効にします。(初期設定値) | ||||||
AT+DR=n | データ圧縮情報の表示を設定します。 <メッセージ形式> +DR:NONE(未使用) +DR:V42B(V.42bisを使用) +DR:ALT(MNP5を使用) |
n=0 | データ圧縮情報を表示しません。(初期設定値) | ||||
n=1 | データ圧縮情報を表示します。 | ||||||
AT+DS=x1,x2,x3,x4 | DTEから見たデータ圧縮機能の操作方向を指定します。 <メッセージ形式> +DS:NONE(圧縮されない) +DS:V.42B(V.42bisを使用) +DS:ALT(MNP 5圧縮を使用) |
x1 | データ圧縮機能の操作方向を指定します。 | ||||
0 | 圧縮しません(V.42bis P0=0) | ||||||
3 | 双方向、どちらの方向も受け入れます。(V.42bis P0=11) (初期設定値) | ||||||
x2 | 予約済み。 | ||||||
0 | 変更不可。(初期設定値) | ||||||
x3 | 予約済み。 | ||||||
2048 | 変更不可。(初期設定値) | ||||||
x4 | 予約済み。 | ||||||
32 | 変更不可。(初期設定値) | ||||||
AT+ER=n | データ圧縮情報の表示を設定します。 <メッセージ形式> +ER:NONE(未使用) +ER:LAPM(V.42 LAPMを使用) +ER:ALT(MNPを使用) |
n=0 | エラー制御の情報を表示しません。(初期設定値) | ||||
n=1 | エラー制御の情報を表示します。 | ||||||
AT+ES=x1,x2,x3 | エラー制御と同期モードの設定を行います。 | x1 | モデムの開始状態を指定します。 | ||||
1 | ノーマルモード | ||||||
2 | 探知フェーズなしでV.42を開始します。 | ||||||
3 | 探知フェーズありでV.42を開始します。(初期設定値) | ||||||
4 | MNPで開始します。 | ||||||
6 | 接続が確立したときに、V.80同期モードで開始します。 | ||||||
x2 | 呼び出し側のときの自動速度調整モードを指定します。 | ||||||
0 | LAPM,MNPまたは通常のエラー訂正モード(初期設定値) | ||||||
1 | LAPM,MNPのいずれかで接続します。もし、このエラー訂正が確立できなかったら切断します。 | ||||||
2 | LAPMで接続します。もし、このエラー訂正が確立できなかったら切断します。 | ||||||
3 | MNPで接続します。もし、このエラー訂正が確立できなかったら切断します。 | ||||||
x3 | 応答側またはV.80同期モードのときの自動速度調整モードを指定します。 | ||||||
1 | エラーを制御しません。 | ||||||
2 | LAPM,MNPまたは通常のエラー訂正モード(初期設定値) | ||||||
4 | LAPM,MNPのいずれかで接続します。もし、このエラー訂正が確立できなかったら切断します。 | ||||||
5 | LAPMで接続します。もし、このエラー訂正が確立できなかったら切断します。 | ||||||
6 | MNPのいずれかで接続します。もし、このエラー訂正が確立できなかったら切断します。 | ||||||
8 | 接続が確立したときに、V.80同期モードで開始します。 | ||||||
AT+IFC=x1,x2 | フロー制御の方法を設定します。 | x1 | パソコンがモデムからデータを受信したときの動作を指定します。 | ||||
0 | なし | ||||||
1 | 転送したデータにXON/XOFFを出します。ただし、相手のモデムにはその文字が送られません。 | ||||||
2 | CTS/RTS制御します。(初期設定値) | ||||||
3 | 転送したデータにXON/XOFFを出します。ただし、相手のモデムにもその文字が送られます。 | ||||||
x2 | モデムがパソコンからデータを受信したときの動作を指定します。 | ||||||
0 | なし | ||||||
1 | XON/XOFF制御をします。 | ||||||
2 | CTS/RTS制御します。(初期設定値) | ||||||
AT+MR=n | 変調メッセージの表示設定をします。 <メッセージ形式> +MCR:<carrier> +MRR:<送信速度>,<受信速度> |
n=0 | 変調メッセージを表示しません。(初期設定値) | ||||
n=1 | MCR,MRRを表示します。MRRの値はDCE速度です。 | ||||||
n=2 | MCRと,MRRの受信速度のみ表示します。 | ||||||
AT+MR? | AT+MRで設定されている値を表示します。 | ||||||
AT+MR=? | AT+MRで設定できる値の範囲を表示します。 | ||||||
AT+MS=x1,x2,x3,x4,x5,x6 | 通信規格と通信速度の設定に関するコマンドです。
(例) at+ms=V90 (x2以降は省略できます) |
x1 | 変調モードの設定(初期設定値:V90) | ||||
通信規格 | 選択可能な通信速度(bps) | ||||||
V21 | V.21 | 300 | |||||
V22 | V.22 | 1200 | |||||
V22B | V.22bis | 1200,2400 | |||||
V23 | V.23 | 1200 | |||||
V32 | V.32 | 4800,9600 | |||||
V32B | V.32bis | 4800,7200,9600,12000,14400 | |||||
V34 | V.34 | 2400,4800,7200,9600,12000, 14400,16800,19200,21600, 24000,26400,28800,31200, 33600 |
|||||
V90 | V.90 | 28000,29333,30667,32000, 33333,34667,36000,37333, 38667,40000,41333,42667, 45333,46667,48000,49333, 50667,52000,53333, 54677,56000 |
|||||
K56 | K56flex | 32000,34000,36000,38000, 40000,42000,44000,46000, 48000,50000,52000,54000, 56000 |
|||||
B103 | Bell103 | 300 | |||||
B212 | Bell212A | 1200 | |||||
x2 | 自動速度応答設定(初期設定値:1) | ||||||
0 | 自動速度応答機能を無効にします。 | ||||||
1 | 自動速度応答機能を有効にします。 | ||||||
x3 | 75~33600の間で送信最低通信速度を設定します。x1の値によって設定できる最高値は異なります。x1の値によって設定できる値は異なります。(初期設定値:75) | ||||||
x4 | 75~33600の間で送信最高通信速度を設定します。x1の値によって設定できる最高値は異なります。(初期設定値:33600) | ||||||
x5 | 75~33600の間で受信最低通信速度を設定します。x1の値によって設定できる最高値は異なります。(初期設定値:75) | ||||||
x6 | 75~33600の間で受信最高通信速度を設定します。x1の値によって設定できる最高値は異なります。(初期設定値:56000) | ||||||
AT+MS? | AT+MSコマンドで設定されたパラメータの表示を行います。 | ||||||
AT+MS=? | AT+MSコマンドで設定できるパラメータ範囲の表示を行います。 | ||||||
+++ | モデムがデータモードの時、パソコンからこのコマンドを入力することにより、回線接続したままオンラインコマンドモードに戻ります(参照:ATOコマンド)。コマンドの最後に[ENTER]を入力する必要はありません。 |